タイヤ交換

940 Estate - レポート

〜 タイヤ交換 〜

日付距離計使用距離記事
2003年11月18日74,133Km7,819Km1回目の前後ローテーション

5000Kmくらいにローテーションするつもりだったが、遅れに遅れてしまった。今回はオイル交換と一緒に近所のカーショップBICにお願いした(工賃:\1800)。

2003年3月29日66,314Km0KmPilot Preceda装着
Pilot Preceda Pilot Preceda Pilot Preceda

REGNO ER55と迷ったが、またミシュランを使ってみたくなり、本年2月1日に発売されたばかりのミシュランの新製品Pilot Preceda(パイロット プレセダ)を選んだ。 このタイヤは日本ミシュランがアジア市場向けに開発したというスポーツ指向のタイヤである。 価格はかなり安い。 外側に大きめのブロックを配した左右非対称のトレッドパターンは信頼感あり。 が、回転方向の指定がないのはコストダウンし過ぎの感が無きにしも非ず。 リムプロテクト付。果たして10万キロまで使えるか。

タイヤ本体:49,600円(@12,400円,タイヤファクトリー
送料:2,000円(@500円)→荷姿
工賃:4,000円(@1,000円,オートバックス)
処分料:1,000円(@250円)
56,600円(税別)

インプレッション
Pilot Preceda これまで履いていたREGNO ER50に比べ柔らかいというのが第一印象。 サイドウォールがふっくらと膨らんでいるせいかER50に比べ腰が柔らかく感じる。 弾むような柔らかさと言ってもよい感覚である。しかし不快ではない。 そのためもあって、剛性感はER50よりも若干低く感じられる。 コーナリングではスポーツタイプらしく路面への食い付きを実感できる。 コーナーが楽しみになった。 空気圧はとりあえず標準の230kpaにしているが、近いうち240kpaに上げようと思っている。
評価記事
CG 2003年3月号にテストレポート
VOLVO S60でPotenza GIIIと比較したテストインプレッション

66,314Km33,440KmREGNO ER50最終状態(Pilot HXより+566Km)
3万キロ走れれば御の字と思っていただけに、33,440Kmは予想以上の健闘と言える。
REGNO ER50 33,440Km時 REGNO ER50 33,440Km時
2002年11月4日63,485Km30,611Km6回目の前後ローテーション
かなり減ったが、もう少し使えそうである。しかし来年の夏か12月の車検までには交換する必要がある。空気圧は240kpa。
63,485km時の磨耗状態 63,485km時の磨耗状態
フロントで16,699Km、リアで13,912Km使用した状態のER50。今回これをリアへ
63,485km時の磨耗状態 63,485km時の磨耗状態
フロントで13,912Km、リアで16,699Km使用した状態のER50。今回これをフロントへ
あと2,787Km(66,272Km時)で、フロント使用とリア使用が半々になるので、その時点の磨耗状態が次のチェックポイントになるだろう。
2002年5月25日57,227Km24,353Km5回目の前後ローテーション
2001年10月20日51,865Km18,991Km4回目の前後ローテーション

2001年6月10日14,696Km使用時、前後の空気圧を240kpaにそろえる

2001年5月13日14,086Km使用時の磨耗状態
46,960km時の磨耗状態 46,960km時の磨耗状態
2001年4月15日45,428Km12,550Km3回目の前後ローテーション
2000年11月4日41,855Km8,980Km2回目の前後ローテーション
まだ磨耗(左右均等)が目立つようなのでさらに空気圧を高め、フル乗車時の280kpaに設定。
リアの空気圧が高すぎて少し跳ねぎみになってしまったので11/12リアの空気圧を260kpaに落とす。一応我慢できるレベルになる。
2000年7月8日37,854Km4,980Km1回目の前後ローテーション
左右前輪のショルダーに粗い磨耗が見つかる。ショルダーに負担が掛かり過ぎているためではないかということで、ローテーションサイクルを4,000Kmに縮めるとともに、空気圧を240kpaに設定。
1999年10月23日32,874Km0KmREGNO ER50装着
ER50のブロックパターン ER50の前輪 ブリヂストン REGNO ER50

標準装着のPilot HXがとても気に入ったので同じにしたかったのですが10万円を超えるタイヤ交換に抵抗を感じ、今回は重量級サルーン向けに設計したというブリヂストンREGNO ER50を選びました(これまで乗った車では迷うことなくピレリに交換していました)。 重量級サルーン向けということなので中量級の940にとってはその分耐久性が期待できるのではないかと期待しました。

タイヤ本体:80,000円(@20,000円)(タイヤ館)
工賃:4,000円(@1,000円)
処分料:1,200円(@300円)
85,200円(税別)

魅力的なリムガード
ホイールを縁石から守るリムガード 理性的なサイドウォール・デザイン
国産の偏平タイヤ(偏平率が55%以上のタイヤ)には、リムガードというサイドウォールをホイールの淵よりも外側に張り出して、ホイールを保護する仕組みがあります。 これはブリジストンが始めて商品化したものらしく、実用性とルックスが向上する有り難いものです。 サイドウォール自体も理性的なグッドデザインです。 サイドブロックの回転方向のピッチがPilot HXと同様、ランダムになっていますが、これはパターンノイズを小さくする手法のようです。

インプレッション
ER50には、静かさと剛性感を感じました。 静かさに関しては新しいタイヤなので当前ですが、コーナリング時の剛性感などは申し分ありません。 走行音は綺麗な路面で軽く“ザー”っという音がしますが、かなり静かです。 この音は耳障りではなく、むしろ快音と言った方が適切です。 ギアをニュートラルにして惰力走行するとよくわかります。 またマンホールの蓋を通過したときの衝撃音はソフトになり、遠くから聞こえる感じになりました。 重量級サルーン向けということで予想していた通り、わずかにごつごつ感はありますが、Pilot HXと比べて大きくなったとは思えません。

32,874Km32,874KmPilot HX最終状態
きちんとローテーションしていたら、3万5千キロは確実だったと思われます。ひょっとしたら4万キロも可能だったかも。悔やまれます。
32,874Km時のPilot HX
正常に磨耗したPilot HX
32,874Km時のPilot HX
ローテーションを怠り偏磨耗させてしまったPilot HX
1999年7月8日28,700Km28,700Km 前左右組み直し
左前輪外側のショルダー部が極端に磨耗していることを発見し左右を入れ替えることに。

1999年1月、約25,000Km使用時のPilot HX
1999年1月時点のPilot HX後輪
後輪
1999年1月時点のPilot HX前輪
前輪
1997年12月19日13,379Km13,379Km 前後ローテーション
13,000kmを過ぎた頃から加速時のロードノイズがかなり大きくなり前輪の磨耗に気付く。 1年間ローテーションを怠っていたため特にショルダー部の磨耗が目立つ。
1997年12月時点のPilot HX
これまで前輪に使用して今回後輪に廻したもの
   

標準装着のミシュランPilot HX
新車のころは車にばかり気を取られていて、標準装着されていたミシュランPilot HX(Made in France)については、ああいいのが付いているなくらいの意識しかありませんでした。 ところがタイヤ交換を前提にいろいろと聞きまわっていると、かなりの高級品でそう簡単に決断できる価格ではないことも知りました。 行く先々のタイヤショップで、操縦性、乗り心地、静粛性、耐久性などの総合性能を追求していくとやはりミシュランになりますね、と言われました。 私自身も乗り心地と静粛性に優れ、サイドウォールデザインの良いPilot HXが大いに気に入りました。



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